大峰山周辺の文化財
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◆国史跡 奥山荘城館遺跡(金山城館遺跡) |
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金山城館遺跡は、奥山荘という荘園の一部で平成6年に国史跡追加指定を受けました。遺跡の特徴は、現在まで城の形状がよくのこされていること、3つの城と1つの館が近い位置にあり指定地全体が一望できることなどです。遺跡は大峰山にありますが、石垣などはないので見分けがつきにくいと思います。見学されたい方は、生涯学習課にお問い合わせになってから登られることをおすすめします。 |
◆国天然記念物 橡平サクラ樹林 |
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橡平樹林は、昭和9年に国天然記念物に指定されました。場所は大峰山にありますが、現地に行くよりも大峰山登山道の一本松展望台からの眺めが一番きれいなようです。最盛期(4月下旬〜5月上旬)には、約1,000本の山桜が咲き乱れます。 |
◆県天然記念物 お葉付イチョウ |
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お葉付イチョウというのは、本来実がつくはずがない“葉っぱ”の部分に実がなるイチョウのことです。学術的に大変珍しい現象だそうですが,どういう訳か一粒もつかない年もあります。イチョウは,現在個人の敷地内にあるので無断で見ることはできません。どうしてもご覧になりたい方は,生涯学習課にお問い合わせください。 |
◆貝屋A遺跡 |
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貝屋A遺跡は、昭和初期から知られている縄文時代中期(約4500年前)の遺跡です。本格的な発掘調査は実施されたことはありませんが、かなり大規模な集落があったと考えられています。かつて遺跡があった田んぼには、石斧
・ やじり ・ 火災型土器など、表土にかなりの数の遺物が散らばっていましたが、平成7年に圃場整備の工事を行う際、遺跡を保護するために盛土をしたので、遺跡を実感することが難しくなっています。 |
◆青田遺跡 |
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この遺跡は,縄文時代晩期(約2500年前)の集落遺跡です。高速道路建設の際見つかりました。変わった形の建設や,その柱・糸玉・丸木舟・建物の壁材などさまざまな珍しいものが発掘されました。詳しく知りたい方は財団法人新潟県埋蔵文化調査事業団のページをご覧下さい。 |
◆山草荷遺跡 |
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この遺跡は弥生時代の遺跡で、第1砂丘という大昔に形成された砂丘の上にあり,現在の地名は新潟県内で初めて発掘調査された弥生時代の遺跡として知られ、たくさんの変わった文様のついた土器が発見されています。
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